dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

雑多

ハッチ月

「100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた! 」 まさかこんな醜悪な世界があるとは思わなんだ。 原題は「UP foR GRABS」でチャンスは誰にでもある、といったようなニュアンスのイディオムなんですね、これ。うん。邦題のセンスはまさに馬鹿その…

5月のまとめ

「インサイド・マン」 スパイク・リーの映画。「25時」と同じロケーションが出てきたり、なんというかシンクロニシティというかデジャヴュというか。 デンゼル・ワシントンの現実的な正義漢らしさとかいい味出してる。ていうかテーマはかなり真面目だし強盗…

4月のまとめ

「ヒューゴの不思議な発明」 なんだかすごいスピルバーグっぽい。 スラップスティックな感じとか、70~80年代のスピルバーグ映画でこんな感じのを観たような。あと駅にずっととどまっているという点では「ターミナル」とも共通点があるといえばある。 どうで…

3月のまとめ

まとめと表して全然まとめにもなってない、どころか頻繁にまとめるのもどうかということで、今度からは「今月のまとめ」と題してまとめていくことにしました。 あと映画じゃないけどドキュメンタリーとか気になった映像なんかもこっちでちょいちょい触れてい…

ラッキービガイルド

結局「ビガイルド」を観てきたわけですが、なんか思っていたのと違いましたが、思っていたのと違ってそこがむしろ面白かった。ほとんどエロシーンはないのに15禁だったのは、コリン・ファレルの足の傷がグロいからだったんですかな。エル・ファニングのエロ…

観たものまとめ

「ブルーベルベット」と勘違いしてたらウディ・アレンの映画だった。 それはともかく面白い。 ケイト・ブランシェットの急に独白する演技の本当に病んでる感じとか最高。 そういえば「シェイブ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスも出てましたね。まだ…

異界と下界

「霊的ボリシェヴィキ」を観てきたんだけど、どうしてこの映画を観たのか、本当に謎。 謎といえば、どうでもいいことだが、推薦コメントに上坂すみれの名前があることの違和感が半端ない。いや、この人は大のロシア(というかソ連?)スキーということで知られ…

ゴミ袋と窓と水と火と

黒沢清の「ニンゲン合格」と「ノスタルジア」 まあ「ノスタルジア」に関しては大学の授業でちょっと暑かったし今更、という感じではあるので本当に書くことはないんだけれど、しかしあの夢幻な時間と絵画的とも言える絵ヅラといい、水やら火やらといい、すご…

リバイバル上映とかプロミスとか

「インターステラー」のリバイバルがやっていたので観に行ったり「チョコレートドーナツ」を観たり、今日は「THE PROMISE~君への誓い~」を観に行ったり、録画してた「ヴァージン・スーサイズ」を観たりしてました。 「インターステラー」も「チョコレート…

サスペリアとか色々

週末観賞映画録の続き。 1.「こころに剣士を」 実話ベースの話。どこまでが実話なのか知りませんが、映画にするほどの内容でもないし、脚色に失敗しているのが素人目にもわかる。 有り体に言ってしまえば退屈、だと思います。女教師のくだりを全部削ってフェ…

私は嫌な思いしてるから

「愛の渇き」が面白すぎて「黙って抱いて」の印象が薄れてしまった。 連続で見ていると、どうしても印象の強い方が弱い方を消しにかかってしまっていけない。いや、「黙って抱いて」も全然面白いんですよ。ただ、「愛の渇き」の浅丘ルリ子が強烈すぎて。 そ…

週末録画録

コッポラの「ドラキュラ」 ファンタジーとしてよくできていて、衣装とか特撮とかセットとか、そういうのを観ているだけでも楽しめてしまう。なんというか、この映画に限って言えばリドリー・スコット+ティム・バートンというか。 「ブレードランナー」「グラ…

見たものまとめ

「バグジー」 ベンジャミン・シーゲルという実在したギャングの実話をもとにしたフィクション映画。カジノ天国であるラスベガスを作った大きな要因がこの人にあるということをこの映画で知ったのですが、まあ楽しい映画でした。 例のごとくBS系列だったので4…

ライアン・ゴズる

「ネオン・デーモン」の監督であるレフンの作品ということで「ドライブ」っつー映画を観たどす。勝手知ったるような言い方ですが、レフンについては何も知らないんですよね。ただ、「ネオン・デーモンって映画面白そうだなー監督はレフンって言うんだー」と…

観た映画まとめ

アそんなわけで録画の消化(って言葉はあまり好きではないのだけれど) 1.「ニュースの天才」 ニュー・リパブリックという雑誌の記者が捏造した記事に関する実際の事件をもとにした映画。アナキンことヘイデンが主役ということで一応観ましたです。 割と演出が…

続きと死んだライオン

えー買っておいた「CINEMA VALERIA」をようやく読み終わったんですけど、廣瀬純と中原昌也の言っていることが結構同じような論になっていて面白かったです。 なるほどなー、と。ていうか廣瀬純氏のトークの内容はほとんど「CINEMA VARERIA」で言及されている…

トランプ、ピカソに夢中だってよ

「ダレン・シャン」「モネ・ゲーム」「コラテラル」の三連続。 「ダレン・シャン」は妙に退屈な映画でした。 原作は友人がやたらと「ホッケーのスティックで膝バーンってやると膝が飛び出るんだよ!」という前後の場面がよくわからないシーンをやたらと面白…

ゼメキッソスと逆の立場

前から気になっていた「コンタクト」をようやく見た。 「メッセージ」のときも「インターステラー」のときも名前に上がっていて、見よう見ようと思ってはいたのですが2018年になってようやく見れたどす。 試写会の前日に突然嘔吐してしまってからこっち、あ…

英製マイケル・ベイ

というほど支離滅裂だったりごちゃごちゃしているわけではないんですが、露悪的サービス精神とか「派手にいこうZE!」なノリが結構似ているような気がするのはわたしだけでしょうか。アメリカという国を批判するような内容を盛り込んでいたり(ペイン&ゲイン…

ウェインとフォードとep8

週末に劇場で見たり録画を見たりしてたので、それについてのまとめをば。 エントリのタイトルだけからだとかなり重い作品があるし、それぞれ個別に記事をまとめてもいいとは思うんだけれど・・・特に「ダークナイト」は色々と思うところがあったし。それでも…

三連単:一発目

いやはや、困った。 ただでさえ一日に2本以上映画を観るのはきついのに(劇場であろうとそうでなかろうと)、それがどれもこれも面白いと感想として吐き出すのが面倒だったりする。 小津とマイク・ミルズとか、結構カロリー必要なんですが、それに加えて「ト…

備忘録的に

「どら平太」をちゃんと見ることができなかったのですが、半分が終わったあたりからちゃんと見だしたら普通に面白くてショックだった、というだけの話なので何もブログに書くだけのことでもないんですが。 市川崑といえば「犬神家の一族」ですが(というかそ…

クボとかぐや姫って似ている

この間の「クボ」の感想で書きそびれたことなんですが、「クボ」における月と高畑勲の「かぐや姫の物語」における月には通じるヴィジョンがあるのではないかと。 どういうことかっていうと、要するに理解の外にある世界としての月。 「かぐや姫」ではそれが…

サントラ案件

気づいたらレディプレイヤーワンの公式サイトができていたので(といってもトレイラーしか情報ないけど)アクセス。 タイトルロゴもオリジナルから引っ張ってきてその下に「レディ・プレイヤー1」って明朝体っぽいフォントでフリガナふってあるだけなのがこう…

昨日からの備忘録

えー昨日の夜にssffっていう東京国際映画祭と連携した短編映画の映画祭の初日がありまして、それを観に行ってきましたので簡単に感想と録画の消化を。 先に消化のほうから。 「60セカンズ」です。このブログでも前に「すげーよかった」と適当な一言を添えた…

試写会いってきます

えー本日の夕方に映画の試写会に行ってきます。 これって向こうのブログに書くべきなのかこっちに書くべきなのかわからんですな。 まあ一応映画の話題だし帰ってきたら感想は書くだろうからこっちでいいか、予告として。 あと再放送だけど例のごとくNHKBSの…

洋邦ダメ映画ニ連続

えー何を血迷ったのか「ピクセル」と「ガッチャマン(2013年実写版)」を観ましたどす。前者は金ロー、後者はGyaOで。まあ金ローとかGyaOとかの用途って「絶対つまらないけどちょっと見てみたいかも」ってものをタダで観れるのがいいですよね。カネ払って劇…

愛とせっくすと「男ってやぁねぇ〜」

「失って初めて気づくもの~ぶらーぶらーぶらー」 こんな感じの歌詞を組み込んだ恋愛ソングがたくさんある。BUMPしかりコブクロしかり、古今東西のあらゆる歌を探したら枚挙に遑がないと思います。西野カナとかありそうだなーと思って検索したら案の定あって…

ボーンじゃないアイデンティティー

ジェームズマン・ゴールドの「アイデンティティー」。おそらく知名度という点ではボーン・アイデンティティほどではないだろうが、結構面白い。ウィキさんだと公開当時もアメリカではかなり興行良かったみたいだし、サスペンス寄りのミステリーとしても物語…

ナチと魔女とときどきおばん

というわけで「ハイドリヒを撃て~」「ウィッチ」「最高殊勲夫人」を観たんどす。最後のはBSでやってたので 「ハイドリヒ~」も「ウィッチ」も、どちらも音楽の使い方が印象的でしたねー。音楽、というよりは音といったほうが割と印象としては正しい気がしま…