dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

録画の消化

 消化といいつつ「マッドマックス/サンダードーム」と「プラトーン」と「あん」という。胃もたれするわ。 

 サンダードームはマッドマックスシリーズの中では評価が低いっぽいですが、そんなに悪くないと思いますですよ。サンダードームはそこまで重要じゃないですけれんどもね。

 プラトーンは凄かったねー。バーンズが村人を射殺するところとか思わず声を出してしまった。なんというか、あんな戦場でさえも(あんな戦場だからこそなのか?)足の引っ張り合いというか統制が取れないものなのだなぁと思った次第です。ウィレム・デフォーフォレスト・ウィテカーが若い。若いんだけど、ウィてカーは顔変わらんですな。

 で、「あん」。正直これが一番良かった、個人的には。河瀬直美監督を知ったのはドゥニ・ヴェルヌーヴとの対談だったかな。カンヌか何かにって感じだったかしら。

 ドキュメンタリーちっくな撮り方とか、淡い画面作りとか映えています。ライティングってこれ自然光だけで証明使っていないとかなのかしら。

 映像的な表現もしっかりしていて、樹木希林永瀬正敏がどら焼きを作っているときと永瀬正敏が一人で作っているときの汗の量で、どれだけの熱量なのかということが一発でわかる。

 見るからに浅慮な甥っ子が出てくるところとか、人間関係とかいう理由も腹立つしねー。それはともかく樹木希林ね。樹木希林の演技力はあらためてすごいですわ。仕事をやっている最中と辞めたあとの様子の違いとかね。

 明らかに病んでる感じがするなーと思っていたら本当に死んじゃうし・・・。

でも全部良かったどす。