えー昨日の夜にssffっていう東京国際映画祭と連携した短編映画の映画祭の初日がありまして、それを観に行ってきましたので簡単に感想と録画の消化を。
先に消化のほうから。
「60セカンズ」です。このブログでも前に「すげーよかった」と適当な一言を添えただけではありましたが触れている「バニシングイン60」のリメイクです。
うん、ダメですねーこのリメイクは。まず話は別物だし悪い意味でハリウッド的な大味・場当たり的なイベント・無駄な感動要素などなどアルマゲドンもあわやというダメダメリメイクです。オリジナルはそのすべてにおいて「カーアクション」で見せていたのに対し、リメイクは本当に無駄が多すぎるしニコラス・ケイジはいつものニコラス・ケイジだし。強いて言えばアンジーはそんなに好きじゃないけどあの髪型のアンジーは割と好きかな。白色のドレッドってマトリックスレボのあの双子みたいですが。
画面の粒子は荒いけんどオリジナルの方がはるかにフレッシュで面白いですので、もし見るならオリジナルでしょうね。
まあブラックなユーモアだなーという印象。会場の客も結構笑っていました。わたし自身はそこまでですが、まあ笑えるなーという程度。
NifMo:【短編ドラマ】轟満の先入観 ディレクターズカット版
公式サイトでショートバージョンとロングバージョンが観れるので公式サイトのurlをば
感想:えー会場で見たのはロングバージョンで最後に思い込みグラフではなく結構手の込んだクレジットが流れていました。結構面白いですね、相撲の伏線とか地味に貼られているのが芸コマ。ちなみに会場に監督とプロデューサー(だったかな)の軽いトークがありました。この短い時間でかなり上手くまとまっていると思うですよ、はい。
Take Note:A Life Story, A Love Story
感想:これも日本語字幕付きで、夫婦が書置きを読みあってすれ違いがあって最後には孫ができたりして最終的には・・・という感じ。
TOYOTA:The making of new Vitz story
感想:中々アイロニーな感じで面白いのと同時に、CMのCGがあれだけハイクオリティなことに驚き。元の俳優の演出と吹き替えのせいで若干臭みがあるものの、一般層に向けたCMとしてはおそらく正解なのでしょう。最近の運昇はガチで演技しているのかたまに不安になるのですが、どうでもいいか。あと「映画作ってるんじゃないんだ。CMを作ってるんだぞ」というセリフがこのブランド映像の難しさを端的に表しているような気がする。
Lacoste:Timeless, The Film (Director’s Cut)
感想:特にない、かなー。動画見直すまで完全に失念してたし。あーでも関連動画のメイキングは結構楽しいかも。
バカルディ?:不明
動画詳細不明
感想:えーすみません。メモしそこなって動画が見つけられませんでした。たしかBACARDIっていう文字が出てきたのは覚えてるんですけど、それが酒だったかどうかすら覚えていないんですよねー。内容としては割と陽気な感じで、いろんな人の挙動を一時停止のコマ送りで見せていくっていう手法なんですが、製品まで覚えていなかったです・・・スマソ。
Guardian:Cannes Lion Award-Winning "Three Little Pigs advert"
感想:三匹の子豚が実は狼を嵌めていたとしたら、という動画。昔から三匹の子豚に関して「豚が調子に乗っている」という絵ヅラがとても不愉快だったのでこれは結構好きな部類。
The Real Cost:"Straw City" (:60)
感想:狼の哀愁。
TOYOTA:特別編 - 「THE WORLD IS ONE -MULTI SCREEN-」
えーなんか特別編の動画が見れなくなっているので、とりあえず二種類貼っておきますが、会場で見たものは三ヶ国+未来バージョンが四つ同時にスプリットスクリーンで流れていくタイプでした。
感想:すごい日本的なやりとりな気がするんですが各国でもこんな感じなのでしょうか。あと別におっぱいの感覚しませんからね、試したことあるけど。
Burns and Smiles:the fight of the burn victims to change other people's look
感想:公式サイトは英語ですらないので詳細はわかりませんが、やけどを負った人を支援する団体かと思われますな。ハロウィンだしなー、やけどが仮装に思われるからこの一日だけは笑顔でいられるというのは、中々辛いかもですな。やけどを負った人には悪いんですが、むしろかっこいいような気もするんですけどねぇフレディみたいで(みたいというかあれもやけどですが)。
マツ六 :『母の辛抱と、幸せと。』
感想:この作品も社員(社長?)の方が会場で軽く作品についての解説をしてくれました。 たしかに映像作品として考えるとお涙頂戴というのは考える余地があるのですが、CMということを考えるとやはり情動に訴えかけるのがベストなのでしょうねーというわたくしが常々考えていることをトークでもしていたので、意図的にエモーション重視で依頼したとのこと。ええ、泣きそうになりましたわたしも。
SANTANDER BANK:BEYOND MONEY
感想:なげーよ。17分て短編じゃんすか。とかいいつつ普通に楽しんで見ていたんですけどね。SFに限らずファンタジー(ダンブルドアも記憶抜いてた気がする)とかでも割とある、あるあるネタ。記憶を売買するというもの。まあ銀行のCMとは思いませんでしたが、結構なお金が掛かってそうですぞ、この動画。そりゃまー一つの映像作品としてみたら色々と「どうなのよ」と思うポイントはありますけど、しっかりと序盤での伏線とか貼ってあったりしますからタダで見れる短編としては申し分ないのではなかろうか。
とりあえずこんなところで備忘録おしまいける。