えーわたくしが絶賛した「幼子われらに生まれ」がモントリオールで賞を取ってしまったんだと。マジかよー。自分の映画を見る目がないみたいじゃないですかこれじゃー。実際ないのかもしれないけど。
モントリオールっていうのはまあ、映画祭の中でも下の下というか別にとったから何というような映画祭でして、まあぶっちゃけモンド・セレクションみたいな感じというか日本人は受賞しやすかったりするんですわ。まあhana-biがベネチアで賞を獲ったりもしているし、「そこのみにて光輝く」もモントリオールで受賞してたりするから一概にどうというわけではないんですが。
一番の不安要素は柳下毅一郎が三島有紀子の前作をディスってたんだよなー(笑)。まああの人は押井も結構ディスったりしてたりはするのですが、「少女」ディスはあきらかにやる気がない感じなのがまた自分の審美眼を疑いたくなるんだよねぇ・・・。逆に「少女」がどんなもんなのか観てみたくなったりするのが柳下毅一郎の文章の妙ではあるんだけども。
いやだけどいい映画だと思うんだけどなー「幼な子」。白石和彌監督とか青山真治監督とかもコメント寄せてたし。
なんて考えていること自体が、自分の厭悪する権威主義的な思想じゃねーかと思ったりした今日この頃であった。
今日でssffのプログラム消化し切る(予定)し、そちらの感想もあげねば。