dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

午後ローへ島流し

そういえばリブート前の方も午後ローでやっていたような気がする。

いや、本当に特にこれといって語ることがないんですよ「トゥームレイダー ファーストミッション」は。

「あぁシリーズ化したいのね」というあからさまなラスト(普通はそれ冒頭に持ってくるべき展開だろ)とか。ガタガタの脚本というか場面場面をツギハギしたような展開にどうでもよくなってくるというか。弓矢を使う伏線・・・というにはあまりにどうでもいい上によくわからないタイミングで挿入される回想とか、ともかく色々と雑。本当に場面場面の繋がりがないから「あれ、そういえばどうしてここにいるんだっけ」というようなことが多々あった。ぶっちゃけ最初の方の街中でのチャリンコ鬼ごっこみたいなエクストリームスポーツが一番ワクワクできた要素ですね。

あとufcぽい格闘シーンでアリシア・ヴィキャンデルの腹筋が見れるくらいでしょうか。この人の声って結構ハスキーというかかすれてるような声だから、気張った時の声が必死な感じが出ていいですよね。

ただ義務的に脇腹にケガを負う割にピンピン動くわ、思い出したように「怪我をしているの」とまんまな説明セリフを口にしたりと、そういう意味では面白いところも結構ある。お前はどうして銃を使えるんだよとか、もはやその手のツッコミをしているとキリがないくらい。

ただ、そういうところがちょっと初代トランスフォーマーぽくてそんなに嫌いじゃなかったりする。いや、レンタルして観るとかまして劇場にもう一回足を運んで観るなんてことはしませんしオススメしたりもしませんが。どこで見聞きしたのか忘れましたが、ハリウッドのビッグバジェット映画では観客の興味を引くために5分ごとにイベントを発生させるみたいなことを聞いていたことがあって、G1TFもそのメソッドを用いているというようなことも聞いていたので、もしかするとこの「トゥームレイダー ファーストミッション」もそういうメソッドを使っているのかも。

あとヒミコが字幕では頑なに女王と訳されていたり、邪馬台国が英語ではヤマタイと呼ばれているのとか、そういうどうでもいい要素が気になった。

名前を聞いたことのない監督だなーと思ってましたが、英語版のウィキの方もほとんど情報がないことを考えると新人職人監督みたいなことなのでしょうか。

 

今回の一番の収穫はIMAXで「パシフィック・リム アップライジング」のIMAX版の予告編が観れたことでしょうかね。あれはあれでかなり観せすぎているよう気もするのですが。