dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

2時間使ってプロローグ

「アリータ」観てきましたよ。原作は一巻分くらいしか読んでないので何とも言えませんが、大体は原作に沿った感じでしょうか。

にしても、なんつーか長大なプロローグでしたね。続編やるとしたら彼は実は生存していてノヴァに改造されて敵として出てくるパターンでしょうね、ええ(適当)。しかし殺されるためだけに機械化されて蘇生させられるとかさすがに笑ってしまうんですよね。

ていうか最初から着地点をあそこにするつもりだったならもっと丁寧に描けただろうに・・・本当にキャメロンはメカ描写とかこだわる割にそういうところは雑な気がします。

しょっぱなから編集のタイミングがおかしくて、カット割るのとかも急いているように見えたんですけど、そのあとは結構グダグダしてたような気も(グダグダ、というかべたべたというか)。

それにしても監督のロバート・ロドリゲスが宣伝でほとんど出ないのが結構悲しい。少し前だったら「スパイキッズ」シリーズの監督として紹介されたりもしたんだろうなーと思うと時の流れを感じますし。でもやっぱりアクションに関しては上手いですし、この映画は脚本を堪能するものでもないのである意味ではそれでもいいのかな。

しかしまあ展開のための展開が多いというか、流れとか間とかそういうのはあまり考えず義務的に展開を広げていく感じが一周回って面白い。

 

それにこの映画の魅力は何といってもアリータでしょうし、彼女がかっこかわいく撮れてれば成功だと思いますし、実際わたしは「アリータかわいいかっこいい!」と思えたので成功でいいと思います。

あのトレーラーを初めて見たときは「きもっ」っと思ったものですが、中々どうして可愛いではありませんか。ちょっと歯が出っ歯気味なのもまた完璧じゃない隙があって萌えるんですよねぇ。あと彼の一輪バイク(このデザインのオリジナルって原作からなんですかね?)に乗った時に肩の部分をちょんちょんするのとか。

あと衣替えが多いのもよい。オシャレじゃなくてもっとラフな服装なんだけれど、かたっぽ肩だしてたりノースリーブだったりアーマーつけたりね。

 

ホットトイズはサイズ的にも顔の造形が劇中と違ってたり値段が高かったりと色々ハードルあっておいそれと手は出せないんですが、フィギュアを買いたくなるくらいにはアリータ可愛いかっこいい映画でしたよ!