dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

テネット記事消失につき萎える

一週間ほど前、「TENET」を観に行って、感想記事を書いていたのですが、モニターが唐突にご臨終し、保存かけておらず、記事もおしゃかになってしまい・・・もう面倒になったのでテキトーに。

 

・科学考証はアントマンと同程度だと思います。はい。

別にバカにしているとかそういうことではなく、それくらいとっつきやすいのではないかということ。

・ノーランの映画というのは、広告も含めて知性的というか深淵に見せているようでその実は結構おバカな(良い意味で)ことをやっているので、それが好感に繋がるかお高く留まっているように見えるかが映画ファンにとっての評価(というか好悪)の分かれ目なのではないか。

私は映画ファンではなく一介の映画好きでしかないので、「わーたのしー」といった具合にノーラン映画を観ていて、今回も割とそんな風に観ていました。普通に楽しい、という感じ。

もちろん色々と「おいおい」と言いたいところも相変わらずなくもない。ニール(ロバート・パティンソン演)への言及の少なさとか明らかに後で何かを関係してくるであろうという。ミステリアスと言えば聞こえはいいけれど。まあそういうの含めてノーランの映画の設定(とそれを表現するための演出)は「それっぽく」見せるためのギミックであることが多く、よく考えたらそれおかしいよというのが今回も結構あって、じゃあなんでそういうのがノーランの映画においては気になるのかと言えば、映画のルックがそういう風に見えない(見せない)ために、かえってそのギャップが気になるという罠。ポンコツイケメン的な。個人的にはそれもノーランの愛嬌として受容することも難しくはないのだけど、鼻持ちならないという気持ちも分からないでもない。

あと、やっぱりノーランはアクション苦手な気がします。アクション映画では、特にフィジカル重視の場合なんかは早回ししたり逆にスローにしたりすることで徒手を素早く見せたりするわけですが、一瞬のカットですがワシントンの攻撃がぽかぽかなってる部分とかあったりする。ところどころ編集のぶつ切り感があったりするのは編集のジェニファー・レイムの仕業だろうか。この人「ヘレディタリー」とかやってたりするし。

今回やってること自体はテクノロジーという意味合いでは別段すさまじいものを投入しているというわけではなく、それこそわかりやすい例でいえば佐伯ユウスケの「ナウオアネバー」のMVと同じでしょう。

まあ、だからこそ役者(スタント)の肉体が映えるというのもありんす。

どうでもいいですがこの映画って2009年の「トライアングル」という映画に非常に似ているというか、まあオチ自体は割とありがちではありけり。

 

本当この四倍くらいは書いていたのだけれど、正直モチベーション落ちに落ちたのでこの辺で終わり。ほんと最悪だよ!