dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ハードスケジュール

録画していた「サイレント・ランニング」を昼に見て、夕方から二作見に行くというスケジュール。明日も見に行くし・・・金がないどす。 ところで「サイレント~」なんですが、「2001年~」の特撮を手がけたダグラス・トランブル監督のSF。ほかには「未知との…

幼子われらに生まれ:家族という組織、その歯車である個人と潤滑油として機能しうる血縁

久々にきました。「マンチェスター~」「20th~」「ゴーン・ガール」(え?)に続くリアル人間関係もの。しかもそれが邦画でその上傑作だったのですから、わたくしの筆も進むというもの。 邦画をリアルタイムで観るのはなにげに久しぶりのような気がする。ま…

死霊のはらわた(オリジナル&リメイク版)

こうして見ると、技術の進歩というものは凄まじい。プロットと同じだけでほとんど別物でしょ、これ。 チープゆえに過剰に盛り込むことで漫画的で戯画化されたグロテスクを楽しませてくれたサムライミのそれは、つまるところギャグであった。「痛い痛い、痛い…

ワンダーウーマン、処女を切る

そういう話でした(そういう話だったのか?)。ワンダーウーマン。 処女っていうか、「恋」を含む「愛」を知ることでダイアナが神として完成するという話。それと同時に、人間になる話でもあると。エンディングに「to be human」流してるんだから考えるまで…

スーパーマンとかウォシャウスキーとか

別にことさら語ることもないですが、やっぱりジョン・ウィリアムスってすごいなーという。78年版のスーパーマンはさすがに今見るとスーツとか小道具とか特撮とかチープな感じにも見えるんですけど、徹底してファンタジー路線を貫いているところに現代のヒー…

ジョディ・フォスターのB地区

綺麗でした。 というようなふざけた感想を綴るような内容ではないのですが、ジョディ・フォスターの乳首が見れるというのは本当です。しかしこの人、毎回ってほどでもないけど男に振り回される(振り回す)役をやってますね。タクシードライバーといい羊とい…

ベイビー・ドライバー見てきた。スペイシー萌え

「まるでカーチェイス版『ラ・ラ・ランド』だ!」というアメリカの批評家の言葉をそのまま宣伝に使っていたこの「ベイビー・ドライバー」なんですが、マジでそのとおりだった。 というのも、音楽的な要素というもっとも注意を引く部分以外に、劇中のできごと…

ジャッキー・ブラウンとか

あと今日から公開の「ベイビー・ドライバー」を観に行こうと思ってるので、ジャッキーはさらっと。 タランティーノ映画って余裕で二時間を超えてくる割に飽きないのがすごい。毎度毎度キャラクターが活き活きしてるからとか、オープニングがすごい印象的だか…

國村(コクソン)隼

なんだこの映画・・・というフレーズを何回か使っているため、これ以上使うとテクノロジー同様に陳腐化してしまう恐れがあるんでボキャ貧をどうにかしたいところではあるんですが、なんだこれ。 韓国映画のコクソン。結構話題になっていたのですが近所の映画…

あ、春

なんか、普通に名作な気がするんですが、これ。そのくせ名作ぶってないところがすごいかっこいいというか。いや、キネ旬で1位取ってるみたいですし評価されてるんでしょうが、あんまり話題にならない気がする。わたしだけ? 相米慎二監督の作品はこれが初め…

上げて落とすサメ映画

よく考えたら映画館でサメ映画を観たのって初めてだということを思い出した。 そりゃまあジョーズのような後世に残るサメ映画の体験はできなかったですけど、「海底47m」も中々どうして面白い映画でしたよ。 面白い、というよりも怖い。サメそのものの恐怖…

蜘蛛男、ヒーローの呪い

が、毎回に渡って描かれるスパイダーマン映画ですが、本作でも露骨でしたね「スパイダーマン・ホームカミング」 ライミのスパイダーマンが2002年でしたから、15年で同じキャラクターの別シリーズが三つですか。ライミシリーズが2002年~2007年、マーク・ウェ…

地獄でなぜ悪い

例のごとくアベマで アベマのいいところは見てみたいけど借りるほどではない、もしくはそもそも知らなかった映画をやってくれるので地上波のロードショーの後釜としては最適ですな。 ていうか地上波のロードショー枠が完全に死滅して残った金ローと土曜プレ…

ここ数日の映画

一本分のエントリーとして書く気にはならんけど、書きたいことがないこともないのでまとめて一本分にしようという雑然とした記事を。 ・まずBSで観た「民暴2」 「2」というからには「1」があるのだろうが、未見なり。とはいえ、2から見ても結構楽しめました…

痛痒しかないセイ春の映画として:ハートストーン

今更になって「・」の大切さを噛み締めたというか。やっぱり意味合いが異なってくるのだなと。「ハートストーン」と「ハート・ストーン」だとやっぱり違うんですよね。もうちょっと意識してタイピングするようにしなければ。 というのも、今回の映画「ハート…

愛のある家父長制度

うん。中々どうして面白い作品でしたよ、「k-19」。 監督さんはジェームズ・キャメロンの元妻にして「ハート・ロッカー」でアカデミー賞を取ったキャスリン・ビグロー。例のごとくファースト・コンタクトなり。 BS日テレ枠ということで117分な上にCMもバンバ…