dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

2017-01-01から1年間の記事一覧

試写から帰還

そういうわけで試写会に行ってまいりました。 で、何を見たかというと「アトミック・ブロンド」ですた。「The Coldest City」というグラフィックノベルという原作があるらしいのですがこちらは未読。 えーと、まだ未公開ということで万が一検索でこのサイト…

試写会いってきます

えー本日の夕方に映画の試写会に行ってきます。 これって向こうのブログに書くべきなのかこっちに書くべきなのかわからんですな。 まあ一応映画の話題だし帰ってきたら感想は書くだろうからこっちでいいか、予告として。 あと再放送だけど例のごとくNHKBSの…

アラスカ=パーフェクトワールド

イーストウッドと言えばウエスタンだったりダーティハリーだったり(性豪だったり)と血や暴力の匂いが充満する映画に出たり撮ったりしているイメージがあると思うんですが、「パーフェクトワールド」は毛色がそれらとは異なるように思える(どうでもいいんです…

イチャイチャ映画2連続。シュワとスタローン/ミニーvsモスコウィッツ

そんなわけで「大脱出」と「ミニー&モスコウィッツ」を観ましたが、両方とも男女(男男)がイチャコラする映画ですね、はい。 大脱出に関しては言うまでもないか。ともかくシュワとスタローンのイチャイチャを堪能するだけの映画です。できれば吹き替えで。こ…

消化録

BSの名女優特集「乾いた花」 監督の篠田正浩のフィルモグラフィーでは不幸なことに「梟の城」しか見たことがなく、この映画もはっきり言って残念な出来栄えだったのでどうかと思ったんですが「乾いた花」は普通に良かったです。ラストシーンの階段を登ってい…

プラネタリウム

そんなわけで「プラネタリウム」の感想をば。 まずは役者から軽く触れてこうかしらしらしら。 はい。昨日のエントリーでも触れたからにはまずこの人から紹介すべきか。我らがナタリー・ポートマン。才色兼備の リリー・ローズ・デップ、「コンビニ・ウォーズ…

ナタリーに萌え萌え

「プラネタリウム」を観てきたんですが感想は明日に持ち越し。 ただナタリー萌えの人は観ていいかも。もういい年だけどあの人。 まあ実はシートに座ったあたりから睡魔に襲われて数分ほど意識が朦朧としていたりもしたんですが・・・ちゃんとパンフも買った…

翻訳で失うもの

というわけで(どういうわけだ)「ロスト・イン・トランスレーション」を観ますた。 コッポラ女史の監督作品ということですが、なんというか日本人的には色々とむず痒くなるところのある映画でしたね。同じ時期の映画として外国人監督が日本を(時代は違います…

完璧な革命

うーん、なんだか不思議なバランスの映画だった。「PERFECT REVOLUTION」。 慇懃無礼とでも言えばいいのだろうか。低姿勢で悪口を言ってくるタイプというか。オナニーがロックであるということを証明しているというか。バランスを取りつつそのバランスを破壊…

「ヒドゥン・フィギュアズ」(邦題:ドリーム):正統派な私TUEEEEEE映画として

たぶん間違いなく日本ではヒットすると思う(ていうかしてほしい)。なぜなら実録もので、正当な成り上がり人間ドラマであり、俺TUEEEEの系譜であるから。 俺TUEEEの基本的な流れとして、無双する主役たちがまずは新しい環境で見くびられることから始まり、力…

ファムファタール宮沢

「紙の月」観ましたー。吉田大八監督の作品は毎度音楽の演出が面白いなーと思っていたのですが、今作でも健在でした。宮沢りえが悪事を働こうとしているときにかかる音楽のアンビエントなノイジー感とか。 あと出演してる人が全員びった。宮沢りえは言わずも…

汚い1ダース

原題「dirty dozen(ダーティ・ダズン)」の直訳。実際、劇中でもそう言われていましたが。邦題は「特攻大作戦」なんですが、言うほど特攻ではないというか、軽いネタバレといえばネタバレなタイトルではある。まあ銃器が出てくる映画で誰も死なないなんてこと…

西部開拓史とハドソン姉妹

ある意味で両方とも家族映画ですが、「西部開拓史」はまあハドソン姉妹もとい「ジェーンに何が起こったか」とはまったく作品性が違うんですけれども、個人的には後者の方が好きでした。ていうか強烈すぎる。 「西部開拓史」は何人かの監督が5幕に分かれた一…

ニューヨークのギャングで見るアメリカ国

GyaOってガッシュの呪文にありそうですよね。ギャオウ・〇〇ガみたいに。 それはともかく「ギャング・オブ・ニューヨーク」 スコセッシ+ギャング(やマフィア)という組み合わせはほとんど毎回、同じような話であるような気がする。というか、そうでない作品で…

疑問符だらけの映画

土曜日に「ジュリーと恋と靴工場」を観てきたんですけど、タイトル以上のものは一切出てこないです、はい。 疑問符だらけというのは、人物の行動や見せ方や衣装など演出全般が悉く「え、なんでそうなるんだ?」と観ている間中ノイズだらけになってしまったと…

執事の仕事と三船の凄みとプレス

「日の名残り」と「羅生門」を観賞。あとピカデリーに行ってきた。これだけ自由に動き回れるのも今月いっぱいなんで、ともかく映画を観ておきたいので消化が早くなってきたでごわす。 「日の名残り」は監督も作品もまったく知らなかったんですけどアンソニー…

アラビアの異常な愛情

「アラビアのロレンス」の4kレストアと「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」の録画を消化。 「アラビア~」は吹き替えで見たんですが、演者もそうですが吹き替えメンツも豪華で(おそらく)洋画劇場最後の…

録画の消化

消化といいつつ「マッドマックス/サンダードーム」と「プラトーン」と「あん」という。胃もたれするわ。 サンダードームはマッドマックスシリーズの中では評価が低いっぽいですが、そんなに悪くないと思いますですよ。サンダードームはそこまで重要じゃない…

ジャッキー映画

名前は知ってるけど実際に映画館で彼の主演映画を見たことがあるという人はあんまりいないんじゃなかろうか。今じゃ夜のロードショーもほとんどやらなくなってしまったし、ジャッキーって誰だよって子どもも出てくるんだろうなぁ。 そんなわたしもジャッキー…

散歩する侵略者

えーなにげに黒沢清映画を劇場で体験するのは初なのですが、思った以上に大衆エンタメ路線で驚きました。とかいいつつ随所に黒沢清らしい気持ち悪さが見られるんですが。あと日テレ資本入ってるんですね、これ。 ちょっと意外だったのは休日の昼前という時間…

福山ダディ

やっぱ是枝監督の演出はすんごいわ。 土曜プレミアで「そして父になる」がやっていたので観た。まあ散々語り尽くされているので今さら需要はないが、やっぱり自分の中でまとめておかねばいかんでしょう。 一番最初に是枝作品に触れたのはたしか小さい頃に見…

洋邦ダメ映画ニ連続

えー何を血迷ったのか「ピクセル」と「ガッチャマン(2013年実写版)」を観ましたどす。前者は金ロー、後者はGyaOで。まあ金ローとかGyaOとかの用途って「絶対つまらないけどちょっと見てみたいかも」ってものをタダで観れるのがいいですよね。カネ払って劇…

妄想炸裂映画

まったくだらしない。なんとナード(ギークよりは多分こっちより)の欲望を垂れながした映画であることか。どうでもいいことだが「すてきな片想い」と「ときめきサイエンス」ときてなぜ「ブレック・ファスト・クラブ」をやらんのだNHKよ。 おはなしは至極単純…

すてきな片思い

はい、相変わらずBSプレミアム。 なんだか普通に面白いなーと思ってたら「ブレック・ファスト・クラブ」のジョン・ヒューズ監督でした。 いや、これ誰が見ても純粋に面白い青春コメディじゃなかろうか。まあ日系人が演じる中国人に「万歳」を言わせるのとか…

名は体をあらわす

なにこれ超面白い。ともかく多幸感と可笑しみで溢れている。陽の気に振り切った楽しい作品。 わたくしのメンタルは根幹的に陰キャですが、こういうのは大好物ですたい。というか大学生活は割とこっちに近い気もしなくもないので。 ニュアンスとか間とか、と…

愛とせっくすと「男ってやぁねぇ〜」

「失って初めて気づくもの~ぶらーぶらーぶらー」 こんな感じの歌詞を組み込んだ恋愛ソングがたくさんある。BUMPしかりコブクロしかり、古今東西のあらゆる歌を探したら枚挙に遑がないと思います。西野カナとかありそうだなーと思って検索したら案の定あって…

簡単エゴイスト判定

Q:緊急事態のとき、娘が座席をおばあさんに譲りました。あなたはどうしますか。 ①:褒める ②:こういうときは自分のことだけ考えなさいと叱る。 ①を選んだあなたはご立派な人です。でもいざというときに死ぬかもしれません。 ②を選んだあなたはソグさんです…

ダンカーク

ノーラン新作ということで「ダンケルク」を観てきましたよ。特別好きな監督というわけでもないんですが、とりあえず観ておく程度には好きだったりする。 よく考えたら映画館でリアタイ観賞したの「インターステラー」だけなんですが、ダンケルクを観た限りだ…

男の友情はデウスエクスマキナ

でもなかった。 なんかすごいやりきれない映画でしたよ「ラスト・ショー」。ウィキでは青春映画って説明されてたけど、言うほど青春だろうか。いやまあ青春といえば青春なのだろうが、どちらかというとノワールだしなぁ。 ある一人の人間の死≒不在から物語が…

ボーンじゃないアイデンティティー

ジェームズマン・ゴールドの「アイデンティティー」。おそらく知名度という点ではボーン・アイデンティティほどではないだろうが、結構面白い。ウィキさんだと公開当時もアメリカではかなり興行良かったみたいだし、サスペンス寄りのミステリーとしても物語…