dadalizerの映画雑文

観た映画の感想を書くためのツール。あくまで自分の情動をアウトプットするためのものであるため、読み手への配慮はなし。

2018-01-01から1年間の記事一覧

なぜ二回も爆発させたのか+左利き

休日に体調を崩すことほどテンションの下がることはない。 しかし面白いことに土曜日に健康診断を受けてこれといって問題はなく問診にも異常はないと答えて20時間も経たないうちに喉が痛くなり鼻のかみすぎで水分が体から抜けていき頭がグラグラするという始…

ジュマンジ

「ザスーラ」には触れないんかい、というのをとある「ジュマンジ」ファンの感想を聞きながら思ったのであった。「ザスーラ」はどことなく影が薄いのは「ジュマンジ」がロードショーでいっぱいやっているからなのか、ロビン・ウィリアムズの力なのかはわかり…

スタイリッシュ化というダサさ

どうして「トランスフォーマー」は監督が継続して「パシフィック・リム」は監督が継続しなかったのか・・・。「エイリアン」みたいにそれぞれに尖った部分があればまだしも。なんなら、一番評価の低い「エイリアン4」が個人的には一番好きだし。ぶっちゃけ、…

ピアースと不快な家族たち

なんか前も似たような記事タイトルをつけたような気がします。ボキャ貧は本当に辛い。 BSで録画していた「ミルドレッド・ピアース」を観る。 最近はBSっていうかテレビで観た映画に関しては、やはり劇場で観るときとの姿勢が違いますし新しい生活が始まって…

敵の敵は味方

「ペンタゴン・ペーパーズ」観てきました。 すごくタイムリーな内容でもあり、実はかなり燃える映画でもあるという意外さ。意外でもないか。オタクとしてのスピルバーグの映画は役者が動きまくるので万人が退屈せずに最後まで見ることができると思うのですが…

クソ野郎の感想

そういうわけで告知(?)していた「クソ野郎と美しき世界」の感想を書こうと思うのですが、その間に「ペンタゴン・ペーパーズ」観に行ったり別でやることがあったりしたり高畑勲関連のツイートをリツイートしまくって感傷に浸ったりしていて、ちょっと整理でき…

「クソ野郎と美しき世界」観てきた

とだけ。 時間がないのでちゃんとした感想は後ほど書きます。

新年度一発目

わたくしめも新生活が始まりますゆえ、これからは更新頻度が目に見えて減ってくるでしょうが、それはともかく一発目をば。 今更前置きとかいるのかどうかという話ですが、最近はなぜかアクセス数が増えてきているし、新年度ということで改めて付記しておきま…

3月のまとめ

まとめと表して全然まとめにもなってない、どころか頻繁にまとめるのもどうかということで、今度からは「今月のまとめ」と題してまとめていくことにしました。 あと映画じゃないけどドキュメンタリーとか気になった映像なんかもこっちでちょいちょい触れてい…

Do not forget also dead

「リメンバー・ミー」観てきました。 その前にトークライブに行ったり、ちょうど本を一冊読み終えたりで日記(としての機能を持たせている)雑ソウ記と読書感想のほうも記事を更新したいんだけれど、とりあえずこちらを優先。 えー「リメンバー・ミー」本編に…

欺かれるを恐れるな、世界はすでに欺きの上にある

さーせん、BLEACH好きなんですよ、自分。好きだった、と書くべきか。 安倍ちゃんの公文書改ざんのタイミングで「ペンタゴンペーパーズ 最高機密文書」が公開を控えているという示し合わせたようなタイミングでこの映画を観たのは本当に偶然だった。前…

午後ローへ島流し

そういえばリブート前の方も午後ローでやっていたような気がする。 いや、本当に特にこれといって語ることがないんですよ「トゥームレイダー ファーストミッション」は。 「あぁシリーズ化したいのね」というあからさまなラスト(普通はそれ冒頭に持ってくる…

R・J・マクレディは怒っていい

この監督の映画って間がすごい伸びる。 だから、2時間を越えるような内容ではないのに2時間を越える長さになる。まだ長編は7作しかないらしいのですが、自分は「横道世之介」しか観たことがないんで、なんとも言えませんが今回の「南極料理人」と見比べる…

トム・ハンクスがゲイ役

軽く調べたら実際にあった事例をベースにしているようですな。 「フィラデルフィア」ってやけにシンプルなタイトルですが、輸入の際に改題する基準がイマイチわからない。 法廷ものジャンルでありますが、ゲイでエイズを扱った作品ということで、まあ最近のL…

相続した車で老犬と初デート

見逃した「グラン・トリノ」がまたやっていたので、ようやく観れた。 イーストウッドの映画で初めてウルッときたかもしれない。この人のフィルモグラフィは年齢が年齢だけに、もちろん全部を追うことはできていないわけですが、一番感情的な昂ぶりがあったと…

ヒューマンドラマかと思えば社会派SFだった

っていうとそれはそれで微妙に違う気がする。 アレクサンダー・ペインの「ダウンサイズ」 別に原題の「ダウンサイジング」でいいじゃんと思える謎の変更に首を傾けるばかりなのですが、名前はともかく相変わらず面白かったです。 挫折し続けた先にある救済と…

英雄が撮る英雄〜75億総英雄社会〜

かつて英雄のアイコンであった老人が、英雄を撮った。 そのくせ、いつもみたいにあっさりと、理路整然とまとめあげる。役者すら使わないという、本来ならば考えもつかないようなことですらも。 劇場でイーストウッドの映画を観るのはこれが三度目だったりす…

ブラックパンサー

MCUでもトップ3に入ってくるレベルでの映画でしたねー。 MCUっていうか、単純に映画として面白い。人種が云々とか、そういうのははっきり言って表層的にはどうでもよくて、単純に面白いんですよ、これ。 端折って物語を説明すると「デビル・メイ・クライ3」…

まとめ。あとブラックパンサー観てきた

レッドフォードの黒ひげと金髪がアンマッチすぎて笑える。 「明日に向って撃て」が面白かったどす。 ホモソーシャルな感じとか、ラストのあれは「ライルド・バンチ」を想起したりもするし。あと火薬使いすぎていて、2回目の金庫爆破のところで木片が滅茶苦茶…

ラッキービガイルド

結局「ビガイルド」を観てきたわけですが、なんか思っていたのと違いましたが、思っていたのと違ってそこがむしろ面白かった。ほとんどエロシーンはないのに15禁だったのは、コリン・ファレルの足の傷がグロいからだったんですかな。エル・ファニングのエロ…

普通に面白い作品たち

地上波での放送がかなり早かった「キング・オブ・エジプト」 なんていうかこう、頭空っぽにして楽しめる映画としてはこれかなり良いんじゃないかしら、と。 金ピカ瀟洒な画面とか、神と人間の差を表すのにわざわざサイズ変えてたりとか。 地味に、というかか…

グレイテスト・ショーマンより断然フリークの話ですた。

「シェイプ・オブ・ウォーター」観てきました。 編集騒動でちょっとバズってましたが、一箇所のぼかしはマイケル・シャノン演じるストリックランドとその妻のベッドシーンのほんの一瞬でした。 ぼかしが入ると笑っちゃうから本当はこういうのはやめて欲しい…

レベッカ・ファーガソン(※じゃなくてローレン・アレッド)の歌唱力半端ない

「グレイテスト・ショーマン」と呼ばれる映画をようやっと観に行ってきた。 昨日から「シェイプ」「15時17分、パリ行き」「ブラックパンサー」と大作・話題作が公開されているし、そろそろ分散されてくるだろうと思ったら平日の昼から結構な席が埋まっていた…

観たものまとめ

「ブルーベルベット」と勘違いしてたらウディ・アレンの映画だった。 それはともかく面白い。 ケイト・ブランシェットの急に独白する演技の本当に病んでる感じとか最高。 そういえば「シェイブ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスも出てましたね。まだ…

騙されません、観るまでは

ビガイルド観れば良かったかなぁ。 「グレイテスト・ショーマン」か「ビガイルド」か「blank13」かで迷っていたんですよ。でもまあ、こういうリアルタイムの機会でもないとインディ映画なんて観ないし(そんなこともないけど)?、高橋一生好きだし? 斎藤工って…

異界と下界

「霊的ボリシェヴィキ」を観てきたんだけど、どうしてこの映画を観たのか、本当に謎。 謎といえば、どうでもいいことだが、推薦コメントに上坂すみれの名前があることの違和感が半端ない。いや、この人は大のロシア(というかソ連?)スキーということで知られ…

神の街の日常

これ超面白い。 北野映画並みに人がぼろぼろ死んでいくし、それが大局的で二元的な善悪に無頓着な(というとやや語弊があるけれど)描かれ方をしていないのがすごいよろしい。 ともかく血は出るし年端もいかない子どもは死ぬし撃たれるし、温室育ちの方には不…

タイの日常とは

そんなわけで、前回の記事の最後で触れていた「ブンミおじさんの森」についてと、あとほんとに一言ですが「ヘッドライト」について。 「地下室のメロディー」のヴェルヌイユ監督作。 この人の映画(といってもこの二つしか観てないけど)ってどうしてもこうも…

映し撮るという行為

ゾンビ映画。 この言葉が人々にポップな印象を与え、軽さすら匂わせるようになったのはいつからだろうか。言うまでもなく、その言葉の根っこにいるのは間違いなくジョージ・A・ロメロであることに異論はないだろう。 しかし、キッチュさや作りやすさから粗製…

合衆国の敵

トニースコットの「エネミー・オブ・アメリカ」が予想より面白かった。 いや、なんというかともかくかっこいいんですな。 オープニングのちゃかちゃかしたモンタージュとか、劇中ひっきりなしに行われる追跡劇も、盗聴や衛生からの情報をやりとりして主人公…