「エイジ・オブ・イノセンス」 観たことがあると思ったら見てなかったのやつ。何度目だ。 スコセッシの割には短いがそれでも二時間越え。いわゆる劇中劇的な演出というか、アイリスアウト・アイリスイン(しかし全く真っ黒になるわけではない)という、あの…
「劇場版 響け!ユーフォニアム〜届けたいメロディ〜」 テレビ版2期の総集編ということで、例の如くテレビシリーズは未見なのですが、1期の総集編は構成がめちゃ上手くてびっくりしたのだけれどこっちもなかなかどうして上手い具合にハマっている。 という…
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」 新年一発目がこれ、というのは我ながらどうかとおもうのだけれどタダで観れるなら見るに越したことはあるまいて。新作も今年やるみたいだし。 とはいえ、私は熱心なまどマギファンではないし、当時はそ…
数年ぶりにイメージフォーラム行ってきた。コロナ前後に行ったきりだからざっと数年ぶり。まあそもそも滅多に来ないんだけど。低賃金労働者には電車代を惜しむ守銭奴マインドがありますし、割引料金でないと映画一本も高く感じるゆえ、ミニシアターにはほと…
三部作版の傷物語が公開していた当時、そもそも私は物語シリーズの視聴から離れていたし公開型式が分割だったのであまり食指が動かなかったのだが、なぜ今になって観ようと思い立ったのか。正直自分でもよくわからない。 去年の夏だったかに1期の再放送をし…
「好きだ、」 この映画好きかも。Wikipedia見たら石川寛監督これ含めて3作しか映画撮ってないんですな。年の割にはあまりに寡作すぎる。どうでもいいがちょいちょい清涼飲料水のCMっぽいカットがあると思ったらビタミンウォーターのCMとかやってた。 見よう…
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」 はたしてサッチャーを人間として描くことに意味があるのかどうか、というよりも少しとっ散らかってしまっているような気がする。 たとえばそれが男性社会へコミットするための過剰適応の産物としてのアイアンレディ…
「his」 視聴環境のせいもあってか、もうなんか啓発映画と言った感じでげんなり。今泉力哉だから結構期待してたんですが、説明的なセリフは多いしなんだかなと。 宮沢氷魚は良かった。というか彼だけが良かった気がする。いや松本姉妹(違)の安牌とか戸田恵…
試写会で観させてもらった「SISU/不死身の男」 いわゆるナチスものだが、まったくもってシリアスなものではなく、むしろバカ映画の類。上映後のトークライブ(なんと二人の内一人は宇川さん)で教えてもらったことなのだが、この映画の監督はハリウッドで映…
「ゲッタウェイ(1972)」 観たことあったような、と思ったらそれはリメイク版の方だった。 こっちの方がよい。 「コカインベア」 フィル・ロードとクリス・ミラー製作ということで観てきた。この人たちの映画は大体外れなしということで観てきた。まあリブー…
ようやっと観に行ってきました「(ティーンネイジ・)ミュータント(・ニンジャ)・タートルズ」。映画観る前にすでにパンフレットと資料・メイキング本が手元に揃っているというちぐはぐ具合。 平日とはいえ公開3週目にもかかわらず一日の上映回数が字幕と…
実は気になっていた「グランツーリスモ」を観に行ってきた。去年だったかに公開された日本映画「アライブフーン」が本作と同じような話で割と面白いというのを聞いたので、比較のためにもそっちを見ておけば良かったなと今更思ったり。 話としてはグランツー…
「青いパパイヤの香り」 話も映像もジメジメしていてこの時期に見るとすげぇげんなりする。 「そこでそんな音ならすか?」という描写もあったりなんか全体的に変なバランス。 手と足を映すことにやたらと拘りが見える(というか使用人を描くと畢竟こうなるの…
というわけで試写会で「アリスとテレスのまぼろし工場」を観てきた。 これタイトルがいまいちしっくりこないんですけどね、未だに。アリストテレス要素はキャラクターが「ある哲学者が”希望とは、目覚めている人間が見る夢である”と言った(意訳)」てなこと…
各所で「童夢じゃねーか」「童夢だこれ」というのを聞いて公開終了前に観てきた。 いうほど童夢かな?と思いつつ明らかに狙ったカットがあって「童夢だコレー!」となったりしたのは事実だ。 みなさんはもうお忘れかもしれないが今から10年前(!?)に当…
観た。字幕で。 TFに対する偏愛がある自分にとって日本のプロモーションの醜怪ぷりにげんなりしているため、最推し声優の玄田哲章のためとはいえ吹き替えを観に行くかどうかは悩みどころではある。というか本国から二ヵ月近くズレて公開って。遅すぎ。その代…
「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」 なんというかこう、ゼロ年代後半~10年代前期の空気感とキャラデザ(と劇場版とは思えない低コストな作画)で、それだけでノスタルジーが刺激されてしまうのですが。 よく考えたらこういうラブコメ(コメ?)っ…
観てきた。「君たちはどう生きるか」。ジブリ弱者にもかかわらず。 思えば、劇場でジブリ映画を観た記憶がないことに思い至り、おそらくは宮崎駿の劇場公開の長編アニメとしてはこれが最後になるであろう作品でジブリを劇場(ほぼ)初体験という。 だという…
「フィッシュ・ストーリー」 バタフライエフェクトがやりたいのはわかるけど…まあPKに比べればいいか? 「柔らかい肌」 何気に冒頭の家でのやりとりがワンカットなのですが。 フラストレーションをためにためてからのラストは最高! 「日曜日が待ちどおしい…
いやーMCUが失速ぎみとかなんとか色々言われてるけれど、だからといったアメコミ原作映画が不振というわけではまったくないのだな、というのを「アクロス・ザ・スパイダーバース」に続いて「ザ・フラッシュ」を観て思った。 それにしてもこの二つの映画、日…
期待値マックスで観てきた冒頭10分で期待値を余裕で超えてきた。傑作どころか大傑作。いやさ超傑作といっても良いのではなかろうか。 宣伝文句としてFOX-TVのJake Hamiltonの「全アニメ映画史上、最高傑作!」 という文言があって、かつて「アベンジャーズ」…
6月はほかに観たい映画が目白押しなこともあり当初はまったくアンテナに入ってなかったのですが、さる人の勧めで観ることに。ちょうどポイントも溜まっていたし休みも重なったタイミングもあって朝一番で観てきた。 どうでもいいが、コロナ禍以降めっきり劇…
日本だけで観れる短編アニメが気になって観てきてしまった。「クリードⅢ」は今までのシリーズの中では多分一番好きな気もするのだけど、最後の「SHINJIDAI」に全部持ってかれた。本編について色々と考えていたのが、あの来期のテレビアニメシリーズのPVみた…
前作もウォッチリストには入れていたものの結局観ないまま本作の観賞に至った。のだが、世界観は共有しながらも物語上は前作と直接的に話が連続しているわけではないようです。そういうわけで、なんとなく楽屋落ちというか韓国の俳優事情を知っていた前作を…
「夏の庭-The Friends-」 相米信二の映画を観ると、毎度「生と死」みたいなものを意識させられる。これまで観てきたこの人の監督作は、「あ、春」以外はそのどれもが少年少女を主役としていて、そのどれもがリビドーに溢れた(おもらし含め)存在として描か…
というわけで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3」を観た。ここでVOLUME:3にするならなぜ前作をリミックスと改題したのか、などと5年以上も前の話題を今更蒸し返すことはしないが、「だから言わんこっちゃない」とだけは言っておこう。 それにして…
「かけがえのない人」 やべぇ。意外と好きかもしれない。こんなべたべたな映画なのに。主人公の青年期の役者がマイケル・ベイ似ているのに。いくら何でもべたべた過ぎるでしょう、と思うのにあそこまで真正面からイチャラブを見せつけられるともうこっちとし…
「善き人のためのソナタ」 初めて見ましたが良い映画ではありませぬか。「シンドラー~」もの、というか。そんなジャンルがあるのかは知りませんが。 シュタージでありながら芸術的感性があるということが、ヴィースラーという人物にとって幸福であったのか…
原作の特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』もそれをベースにしたアニメ「SSSS.GRIDMAN」も知らんまま観に行ってきたのですが、春休みで劇場は賑わってる一方でこの種のアニメ作品の割に子ども一人もいなかったし箱も半分も埋まってなかったのでイマイチ想定…
「幸せなひとりぼっち」 ありがとうトニ・エルドマンにも似ているような、しかし何かこう、向こうよりも愛嬌があるというか。まあツンデレじじいの話なので普通にかあいい。 「映画大好きポンポさん」 10年代後半だろうか。映画語りマンガが増えだしたのは。…